肉体改造中のパワーハッカー斉藤です!
筋トレの前後にストレッチって行ってますか?
まさか、筋トレ前に柔軟体操みたいなストレッチやってませんか??
筋トレ前に柔軟運動は逆効果になってしまうので、注意が必要です!筋トレとストレッチは、きちんと順番や適切なストレッチを行わないと、あまり意味がないのです。
そこで、今回は、筋トレとストレッチの順番と具体的なストレッチメニューをご紹介します。
筋トレメニューの順番については、こちらで解説しています!具体的な筋トレメニューも紹介してるので、参考にしてください。
ストレッチの種類
ひとことにストレッチと言っても、ストレッチには『静的ストレッチ』と『動的ストレッチ』の2種類あります。
重要なのは、目的にあったストレッチを正しく選んで、適切なタイミングで取り入れることです。
特に、筋トレにおいては、「ただ体を伸ばせばいい」というわけではなく、順番を間違えると逆効果になってしまう可能性もありますので、注意してくださいね!
①静的ストレッチ(スタティックストレッチ)
静的なストレッチは、体の反動や弾みをつけずに、一定のポジションをとった状態で筋肉を伸ばしていくストレッチ。いわゆる、一般的な『ストレッチ』のイメージは静的ストレッチですよね。
筋肉をゆっくりと伸ばし、体をリラックスさせることができます。ですので、基本的にはクールダウンで行うストレッチとして適しています。
ex.柔軟体操、アキレス腱を伸ばすなど
②動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)
動的なストレッチは、一定の動作の中で関節の可動域を広げるストレッチ方法。
必要となる筋肉の血流を良くして、関節の動きを良くするため、体のパフォーマンスを上げることができます。
ですので、基本的にはウォーミングアップとして適しています。
ex.ウォーキング、軽いジャンプ、自重トレーニングなど
筋トレとストレッチの順番は?
ここまで説明すればわかると思いますが、筋トレストレッチの順番は
- 筋トレ前=動的ストレッチ
- 筋トレ後=静的ストレッチ
になります。ですので、『動的ストレッチ⇒筋トレ⇒静的ストレッチ』の順番が理想的です。
筋トレ前に柔軟体操などの静的ストレッチをする人がいますが、逆効果です。最近の研究では、筋トレ前に静的ストレッチをすると、筋肉のバネが失われてしまい、筋トレの効果が薄れてしまうと言われてします。
ですので、筋トレ前は柔軟体操をするのではなく、ウォーミングアップを兼ねて動的ストレッチを行いましょう。
例えば、ベンチプレスであればバーベルだけ、マシンであれば軽い重さで行うことで、動的ストレッチになります。
動的ストレッチを行うことで、体を温めてくれるので、筋トレのパフォーマンスが上がりやすくなります。
動的ストレッチは、ウォーミングアップ代わりに軽く行う程度でも十分ですが、もっとしっかり行いたい場合には以下のメニューがおすすめです。
筋トレ前の動的ストレッチのおすすめメニュー
①怪我防止のための動的ストレッチ
陸上選手やサッカー選手などがよくウォーミングアップの中でやっているようなストレッチですね。
関節を動かすことで、動的ストレッチになります。
②下半身の動的ストレッチ
足を振り上げることで、腰や太もも、お尻などの下半身全体の動的ストレッチになります。
③上半身の動的ストレッチ
特に、ベンチプレスなど胸のトレーニング前におすすめ!
このストレッチをすることで、肩関節の可動域を広げることができます。
筋トレ後の静的ストレッチ
筋トレ後に柔軟体操などの静的ストレッチをすることで、筋肉の疲労を軽減する効果があります。ですので、筋トレ後はそのままにするのではなく、必ず静的ストレッチしてからクールダウンをするようにしましょう。
静的ストレッチのメニューは、以下の動画がおすすめです。
全て行う必要はないですが、筋トレした部位はストレッチしておきたいですね。
また、静的ストレッチの後に、筋膜リリースもおすすめです。筋膜リリースとは、ストレッチポールを使って行うストレッチ。筋膜リリースをすることで、さらに柔軟性が出ます。
何より気持ち良いのでおすすめです♪
筋トレ後の静的ストレッチ3つのポイント
次に、静的ストレッチのポイントもご紹介!
静的ストレッチはただ伸ばせば良いってものではありません。きちんとやらないとあまり意味がないので、次の3つのポイントは意識して下さいね。
①無理に伸ばさない
体が硬くて無理に伸ばそうとする人もいますが、逆効果です。伸ばしすぎると、筋肉が縮もうとする力が働いてしまいます。
ですので、気持ち良いなと思う程度で、10~30秒ほどキープするようにしましょう。
②呼吸を止めない
静的ストレッチ中は、呼吸は止めないようにしましょう。呼吸を止めてしまうと、筋肉がリラックスしません。
ですので、ゆっくり呼吸しながら、リラックスしてストレッチをしてください。
③伸ばす部位を意識する
筋トレと同じく、適当にやるのではなく、伸ばしている筋肉を意識しましょう。
意識をすることで、ポイントポイントで筋肉を刺激することができます。
意識するだけでも次の日の疲労が全然違います。
自宅で夜に筋トレする場合は?
ジムではなく、自宅で夜に筋トレしたい場合は、『筋トレ⇒お風呂⇒ストレッチ』の順番がおすすめ!
お風呂に入ることで、血行が良くなっていますので、ストレッチの効果も上がります。
また、筋トレで興奮状態になっても、お風呂⇒ストレッチで体が温まり、副交感神経優位になりますので、そのまま質の良い睡眠にも繋がります。
間違っても、最後に筋トレをするのはやめてくださいね!筋肉にも良くないし、寝つけにくくなってしまいますので。
さいごに
ストレッチは、なんとなくやりがちですが、しっかりと目的意識を持ってやりましょう!
そうすれば、怪我の防止はもちろん、筋トレのパフォーマンスも上がりますので♪
僕もしっかりストレッチをして、少しでも柔らかくならないと…笑
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